GO,LADY! 池渕厚子のイキアタリバッタリ活動記録 快食快便、命の源。考えすぎは短命のもと。今日も元気だ、明日はどうだ。マイペースにイキアタリバッタリ。

なにかの角に足をぶつけた

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高校生の時、バレーボールを追いかけての全力疾走からのブレーキで足を踏ん張った。左足を軸にターンしてコートに戻る時、シューズの滑り止めがきいて床がキュツっといい音を立てると同時に、足の人差し指の付け根もゴリッと鳴った……気がした。

 はい、こんにちは、池渕厚子です。
 知ってるか知らんか知りませんが、池渕は演劇部員であってバレー部員ではなかったので、これは体育の時間のお話です。(しらんがな)

 いや、痛かったよね。
 ゴリッってなった、と思って、でも耐えられない痛みではなかったから、何食わぬ顔して授業を終えました。が、痛いので授業の後保健室に行ったのを覚えています。湿布を貼ってもらったのですが、痛みが引かず、病院に。

 レントゲンをみると指関節の凹と凸の間に小さな骨が挟まってました。

「おそらく、だいぶ前に、何かのタイミングで剥離骨折して、その後、剥離部分がくっつかずに成長してしまったんでしょうね」

 というようなことを言われました。
 気づかないうちに剥離骨折て、ある?そんなこと。と、お思いかもしれませんが、私には思い当たることがありました。
 小学生の時に、自宅の壁の角に足指をぶつけた。
 思い当たる節、というか、その事以来、左足の人差し指の付け根は時々「痛いな?」と思っていた箇所でした。でも、ぶつけた直後はともかく、その後は我慢できない痛みでなかったので、誰にも言わず放置していたのでした。

 ま、骨折してたんですけどね。

 ちなみに、目でわかるほど腫れもしなかったし、熱も出ませんでした。


 で、結局、もうその骨はくっつかないので取り出すしかない、ってことになり摘出手術を受けました。無事に取り出せたのですが、骨に軟骨が巻いて、予想以上に大きくなっていたことと、成長期だったからか、関節部分も変形してしまっていたので

「関節炎が起こりやすくなってるから、あまり無理はしないようにね」

 と医師に言われていました。

 この「関節炎」だという安心感が今の状況を生んだと言えます。

 あれから25年。

 先日、この左足人差し指付け根の関節が尋常ではない痛みに襲われ、もう足をまともについて歩けなくなり流石に病院へ。開業医の先生から足の専門医を紹介されて、下った診断は「骨頭壊死

 え、こわい。

 字面が怖い。

 骨と頭と壊と死って。組み合わせ最悪ちゃう?

 関節の凸の部分への血流障害が起きて、骨が壊死してしまってるんですって。
 で、処置としては壊死部分を削って治癒にまかせるか、そこに足首あたりから軟骨付きの部分を取ってきて移植するか、それとも、爪先部分に負荷をかけないような自分用のインソールをオーダーメイドで作ってそれをつけ、痛みを軽減して生活をするか。
 手術するか、しないか。

 インソールて。一生? 本気で言うてる?

 てなりましたが、まあこのご時世ですし、手術は怖いものですし、避けられるなら避けたい人もいるでしょう。

 が私は、もはやそこまでして手術を避けたい気持ちはないのです。
 だって、少なくとも一回、この原因になった骨の摘出手術してるやん?
 一昨年、子宮筋腫で開腹手術してるし。なんやったら小学生の時に盲腸の手術もしてるし。
 それより一生続くような痛みとインソール生活をするほうが嫌。
 だしそれより一生続くと覚悟していた関節炎の原因が取り除ける!?

「完全に右足と同じになるとは言えませんよ」

 とは言えども「今よりは良くなる」ということですし、諦めていた左足爪先の可動域も広がるかもしれない、と思うと、むしろ手術したい。だめでもともと。

 ってことで、切ることになりました。

 MRIで詳しく診たら、予想以上に壊死部分が広くて、削る処置では間に合わないということになり、自家骨移植。

 と、言うわけで

「なにかの角に足指をぶつけた」のが原因で今月末から手術入院します。

耐えられるからって、痛みを放置してはいけない、という話。

by Uchieshi_Yae | 2020-09-20 12:32 | 雑記