2017年 10月 17日
絵画の世界
怖い絵展に行ってきました。 見ただけで怖いのがわかるものから、背景を知ることでじわりと怖さが伝わるものまで多種多様な怖い絵が展示されていました。知識不要、その素晴らしさは感じるものである、とされることが多い絵画の数々に、知識がなくてはわかりようがない暗喩のなんと多いことか。そしてそれがわかった時の面白さたるや。
面白い! と思って、普通の写真も加工しては見たのですが、なかなかそれっぽくならない。この背景の黒いのがミソらしい。あと人物のポージング。絵にするだけあって、絵画の登場人物って、そのままを切り取ったようで、それなりに分かりやすい劇的なポージングしてる(その瞬間を画家によって切り取られてる)んだな、と改めて発見しました。
まあ、あと、私のトリミングがうまいこといってるよね←自画自賛
Artomaton というアプリです。ご興味ありましたらぜひ遊んで見てください(回し者ではありません・ステまでもありません)
いい展示でした。
あと、「叫び」しか見たことがなかったムンクの他の作品を見られたのも面白かった。彼の絵は、さっき述べたこととは裏腹に、背景を知らなくても、抽象的なのに(具体的に恐怖に直結するようなものは描かれていないのに)見るだけで不安や怖さを感じる作品で、強く心魅かれました。
話は変わりますが、母に先日の公演の写真を送ったら「レンブラントの絵みたいで素敵」と返ってきました。
光と影の魔術師・レンブラント。
背景が黒いところに持って、黒い衣装に照明が当たって人物が浮き彫りになっているあたりが、そう言われれば・・・
怖い絵展で気持ちが盛り上がっていたのもあって、ちょっとトリミングを工夫して、写真をアプリで油絵風にして遊んでみました。
おお。それっぽい。
(レンブラントはもっと写実的ですが)
なんだこれ、面白い。
by Uchieshi_Yae
| 2017-10-17 14:51
| 雑記