2017年 07月 18日
出家はできない。
祇園祭の綾傘鉾です。明るいうちに見た中ではこれが一番写真映えします。
帰省して、友人たちと浴衣会合しました。
出がけに母のチークを借りたらフラダンス用で、「しばかれたんか」(訳・殴られたのか)というほどの色づきであわててこすって落としたあとです。無念である。
全員集合は夕食時で、早めに集まれるメンバーは夕方チラッと祇園祭の鉾を巡ろう〜、てことで三人が集まりました。
山鉾てな、中に入れるんやで。
知らんかった!
その鉾の「ちまき」を頂くと(買うんですよ)、それが入場券になって、入れてもらえるの!
これはどこか一つ入れてもらわなあかん!
放下鉾というのが技芸上達のご利益。
私以外の二人もダンス系の習い事をしているので「ここしかない!」とちまきを購入したまでは良かったんですが・・・
放下鉾、女人禁制でした。
がびーん←古い
んでもって「ちまき」が食べ物でないことにも、がびーん。
一年、玄関に飾る厄除けのお守りでした。
粽(ちまき)
どうやって食べきろうかと真剣に悩んだっていうのに←
関西に住んでてもこんなものですよ。ええ。
そして、放下鉾の由来のなかにこんな一文が。
「一切の迷いを捨て、技芸の鍛錬に身を置くこと」
あかんあかんあかん。
そこまでやない。
うちら、捨てたらあかん迷い、ぎょうさんある。
※ぎょうさん=たくさん
来年は、祇園祭に詳しい親友と一緒に行こう←
注)女人禁制でない鉾もあります。
by Uchieshi_Yae
| 2017-07-18 10:01
| キモノ