2017年 02月 09日
三つ子の魂百まで
ある日、園庭の鉄棒で、みんな順番にチャレンジしていて
「逆上がりできた子からお部屋に帰っていいよ〜」
と保育士さんが言いました。
逆上がりってそんな簡単なもんやったかいな・・・。
室内の人数の方が多くなった頃に保育士さんが一旦教室へ。
園庭に残ってるのが多分5人もいなかったんじゃないかなぁ。
で、保育士さんが戻ってから、また数人がバラバラと教室に戻りました。「先生見てないからわからへん」とできてないのに戻った男の子もいた気がします。結局、私一人が取り残されて園庭の鉄棒に捕まって延々、練習していたのを覚えています。
だって、できないと教室に戻れないから。
多分、保育士さん、教室に戻って他の子に指示している間に忘れちゃってたんでしょうね。それか全員戻ったと思っていたか。
私、このまま一生、教室には入れないんやろか。
と思ったことは覚えています。
がしかし。
あの時の気楽さたるや・・・!
悲しくもさみしくも、なんともなかった。むしろ、ずっとそうしていたかった。なにやらとても楽だったことを覚えています。
自分がどうやったら逆上がりができるかだけ考えて頑張ればいいって、なんて楽なの。
ほらみんなと遊ぶって色々、気ぃ使うやん←
結局、しばらくして一人で園庭にいる私を見つけた保育士さんに
「なんで戻ってこないの! ダメでしょ!」
と叱られるという理不尽な目にはあったんですけども。
いや、あんたが「逆上がりができたら教室に戻る」って条件付けしたんやん。
そんな運動苦手な池渕ですが、体を動かすこと自体は嫌いじゃありません。
今年は、はやりのエアリアルヨガを始めてみました。
天井から釣られたハンモックを使ってヨガのポーズをとる、というアレです。
まずはハンモックを使った基本動作を覚えないといけないので、正確には「エアリアルヨガ」のクラスではなく「Antigravity Fundamental」というクラスを受けています。
これがなんとも楽しい。
自力では到底できないアクロバティックな動きや体勢が本当に楽しい。自力で縦回転なんてする機会ないもの。それこそ、逆上がりできないからね!←
後、自分以外の人のことを考えずに済むのもいいところ。
周りの目を気にせず、自分の体と呼吸のことだけ、課題をクリアすることだけ考えていればいい時間は本当に癒・・・し・・・
あー。
うん。
基本的なところは本当、幼い頃から変わらないものなんですね。
by Uchieshi_Yae
| 2017-02-09 19:02
| 雑記